一人旅の記録 8/1~2

当時、メモ帳に書いていたことをそのまま貼る。大学名とか面倒だしいいや

 

一日目

英語の試験が出来なかった、おそらく落とした。再試験確定。そのうえ切れると思ってた全教の英語も医学部医学科だけはそのような措置が存在しないため来期受けざるを得なくなってしまった……本当に萎えた。

取り敢えず試験期間中に自粛していた映画鑑賞に向かうべく大学寮から一番近い映画館コロナワールド(今となっては可哀想な名前である)に向かった。ここで今月三度目10日ぶりの『千と千尋の神隠し』を視聴。

観客が俺とアニメに縁のなさそうな男子高校生4人組。映画が始まる前の広告でもそれなりに騒いでいたのでかなり緊張感がはしる。今までの2回はどちらも俺以外の観客は一人で見に来てる人がいるかいないか程度だったので落ち着いて見れた。しかし今回は厳しいかも……。集中できなかったらやだなぁーっと思ってたが怖くて何も言えなかった。幸い分別はあるのか、上映中に喋るということはしてなかった。ただポテトチップスを食べてるのかガサゴソうるさかった。それくらいはまぁ仕方ないけど……。

内容はもちろん良かった。だんだんと解釈の段階に入ってるのがわかる。やっぱり完全に満足するまで感覚で楽しんでから、物語について熟考するっていうプロセスが俺の中にあり、それが作品の楽しみ方だと確信した。最初に感覚だけで楽しむことは絶対に必要。たとえるなら暑い夏にプールにダイブしてキモチーって叫ぶ感覚。あのプロセスを出たあとで何故気持ちいいのかについて、いろいろ思考を働かせる。

映画館でたあと狭い寮の部屋で一人、酒を飲もうかと思ったけど頭おかしくなりそうだったので、とりあえず寮から脱出することを考え、水族館に行きたかった事を思い出し検索すると、三重県鳥羽市に日本一の飼育数を誇る水族館があるといい即決で直行。映画館の最寄りからワンマン運転の単線、養老鉄道に1時間ほど揺られて桑名で乗り換え(乗り換えの仕方わからなくて失敗したことは秘密)。そこから近鉄三重県の県庁所在地、津へ行く。電車にのってる途中で浴場があるビジネスホテルを予約。近鉄に揺られてる間グーグルマップを見たら三重大学が県庁所在地津からめちゃくちゃ近いことを発見。三重大学受験すればよかったと一瞬後悔。大学前に吉野家があるだけで弊大学の数十倍優れてる。

そんなこんなで津に到着。チェックインを済ませ、急いでコンビニに行きお酒と夜ご飯とツマミを購入し、貸し切りの浴場で汗を流し準備完了。金曜ロードショーでやる『聲の形』を視聴する。コロナワールドでは『聲の形』の特別再上映してるため『千と千尋の神隠し』と迷ったが、結局見なかったので、金ローを楽しみにしていた。内容は……うん。長くなるからあんまり言わないけど、漠然とした違和感とうまく言語化できない感情が渦巻いてなかなか……って感じ、今度機会があればちゃんと見たいってのはある。ノーカット&課題やりながらではなく作品に集中して。
この日は結構疲れたし、明日もいろいろ予定あるのでそんな感じで就寝。

二日目

朝起きて朝ごはんを食べる。コロナ対策のためビュッフェ形式でなく、お弁当が渡されたwまぁ別に何でもいいかって感じで飯を済ませ、いざ鳥羽水族館へいく。
特急列車しかなかったので運賃が1790円もした、伊勢神宮あるからって足元見やがって……嘘です、もう少し朝早く起きてたら普通の電車も乗れた。
ただ特急列車は流石というべきかめっちゃ快適だった。

鳥羽水族館。めっちゃ良かった。魚こんなに間近で見れたの感動したし、可愛かった。ただ途中からちょっと混んできちゃったのが残念。あとアシカのショーはクオリティが低めなのと、北海道のくま園で、りんごをせがむ飼いならされたくまを思い出していろいろと複雑になった。もう動物ショーを昔みたいに楽しむことは出来ないだろうな……

そのあとはいろいろ回ったけど、アシカショー以前に比べて人の数とか多くてなんかちょっと残念な感じあった。カワテブクロっていうヒトデが気持ち悪かったけどそれくらい。

そのあとは鳥羽駅すぐ近くの店で1680円の海鮮食べた。野菜が美味しかった。刺し身も流石というべきだけど、外食経験少ないので値段が適正かどうかわからなかった。よく店のレビューとかで文句言ってる人いるけど、自分は味覚に自信がないので「この程度の味でこの値段か」みたいな感覚がわからない。ただ1680円は観光地だからってちょっと甘えてるなとは言いたい。まぁそういうのも含めて旅行だと割り切ってるフシはあるのでokだけど。

ここらへんからすごく暑くなってきて、伊勢神宮行くかどうか迷った。暑いし、やりたいことがおみくじぐらいだからまぁいいかってことで保留。またの機会に案件かな。そのまま帰って風呂入ってビール飲んで睡眠。帰って汗流して風呂までのセットが旅だだと確信!!家に帰るまでが遠足。汗流してビールまでが旅。