ドキドキ文芸部をやってみた

 色々と衝撃的で……まだ整理ついてない。この作品を見る見方はいろいろとあると思うけど、自分はなぜだか本当に分からないけど、どうしてもこの作品についての考察をしたくない。メタ的なこととか、今までにない試みであることとかを書きたくないって強く感じた。まあこの作品の感想を書くことにおいてそれらに全く触れないということも不可能だけどね……。

 そもそもなんでこの作品のシステムについて考察したくないのかというと、やっぱりエンディング前のモニカとの悠久のときを過ごすあのシーンによるところが大きいと思う。あれはくるものがあった。自分がゲームのキャラクター、二次元のキャラクターとやり取りしてる、という感覚というか、そもそも完全に一方的であるはずの構造に、相互性をもたせたような感覚を与えるあの仕掛け。こんな感覚は初めてだけど凄いなと感じた……ガチ恋とかじゃなくて、本当に衝撃をうけた……。作品に没頭して自己投影するとか、感情移入するとかそういう次元じゃない。もう一つ上でこっちが影響を与えていると感じるのが凄い。
 でも考えてみたら、多分二次ネタ創作してる人はこういう感覚創作のときに味わってるのかなぁとも思った